コピーライターが「書く」よりも大事にしていることは?

コピーライティングの上達法についてネットを見ると、
とにかく書くこと。写経すること。

など、書かれています。

コピーライターになると決めた私は、
「よし!とにかく書くぞ!」と、さっそくキーボードに手を置いたものの、、、

「で・・・何を書けばいいんや!?」と手が止まってしまいました。

また、過去に売れたと言われるセールスレターをひたすら写経してみるものの
「これ、ほんまに効果あるんかな?」「手めっちゃ痛いな、、、」「めんどくさっ!」
と悩んでいたことを思い出します。

今はコピーについて、だいぶ知識と経験が増えてきたおかげで、
「書く」よりも大切なものが見えてきました。

それをシェアしてみたいと思います。

コピーライティングがうまくなりたいと思ったらライティングばかりに意識がいきますが、
それは間違いです。

とにかく書こうとしても、書くことが思いつかないという罠にハマります。

コピーライターの目的はなんでしょうか?

商品やサービスを売ること。
お客さんを集めること。
会員登録してもらうこと。
メルマガ会員になってもらうこと。

など、相手に行動させることが目的ですよね。

言わばセールスマンなのです。

では、成績のいい営業マンはどんな人でしょうか?

お客さんの心の中をよく知っている人です。 

あなたはネットや本でライティングのテクニックばかりを学んでいませんか?
どう書けばいいだと、どんな言葉を使えばいいんだと悩んでいませんか?

コピーライター=リサーチャーとも言われます。

なぜかというと、徹底的リサーチをして「相手を知ること」がとても重要だからです。

コピーライティングは普通のライティングとは違います。
小説家のように、美しい文体や上手な日本語の言い回しも必要ありません。
最低限、相手に伝わる日本語が書ければ問題なしです。

それよりも相手の心に響く文章が書けるかが大事なのです。

相手の心に響く文章には何が必要でしょうか?

お客さんのことを知らなければいけませんよね。

お客さんが何に悩んでいて、どんな問題を抱えていて、何を欲しがっているのか。

そうやってお客さんを徹底的にリサーチした後に、
お客さんが本当に必要なものをそっと差し出す。

これがセールスのプロがやっているテクニックです。

これが相手に行動してもらう秘密です。

どんなにコピーのテクニックを使おうが、
お客さんの心を理解せず心に響かないことを伝えていれば
お客さんが行動してくれることはありません。

だからお客さんの心を知るために徹底的なリサーチが必要です。

徹底的ってどれくらいだと思いますか?

私はセールスレターを完成させる全体時間の50%以上をリサーチにかけます。

もし、1ヶ月で1つのレターを完成させなければいけないとしたら、
約2週間くらいはずっとリサーチしています。
その間に一切レターは書きません。

そうやってお客さんのことを知らなければ、何も書くことが思いつかないからです。
何も書くことが思いつかないからテクニックに走ってしまいます。

「どう書くか」よりも「何を書くか」の方がよっぽど大事なのです。

例えば、あなたが筋トレをおすすめするコピーを書いていたとします。

ターゲットが自宅でトレーニングする方法を探しているのに、
あなたが必死にジムでトレーニングする方法ばかりコピーで伝えていたら、、、

相手はまったく興味が湧かないのですぐにどこかへいってしまいますよね。

だから、あなたのコピーを読む人の心理を知っておくことはとても大切なんです。

書く前にリサーチする。

書く練習も大切ですが、お客さんの心を知ることも考えてみてください。

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この記事を書いた人

フリーのセールスコピーライター。

スキルなし、人脈なし、実績なしで脱サラ。パソコンひとつで稼ぐライフスタイル。

趣味:読書、旅、家族

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